バスケットを作るときは、必要な長さに切ったstave(縦軸になる籐です)の上の方の両サイドを、先細になるようにはさみでカットしてからサンドペーパーで整えます。最初は普通に切ったサンドペーパーを使っていたのですが、だんだん欲が出てきました。
サンドペーパーに目覚めたきっかけは、wood stave のサンディングをしていたときに根を詰めすぎて?右手の小指を摩擦熱で火傷してしまったことです。それで、サンドペーパーに高さがあると楽なんじゃないかと思いホームセンターで捜してみました。
その時みつけたのがこのスポンジ付きのやすり
藤原産業 両面サンディングスポンジです。大きさが 16cm x7.4 cm と大き目で、高さも4.5cmあるのでとてもサンディングしやすいです。裏表ともにマジックテープになっていて、
マジックやすり(
ロール状のものもあります)をセットして使います。裏表ともにやすり面なので、滑らず快適にstaveをサンディングできます。
レッスンに通うときも持ち歩くくらい愛用しました。ひとまわり大きい缶の蓋に載せて使うと回りが汚れなくていいです。ただ、本体が柔らかいスポンジ製なので、力をかけるとスポンジがへこみ、力が逃げてしまうのが気になって(本来こういう使い方をするためのものではないですが)、最近はあまり使っていません。
こちらは最近のお気に入りです。
staveをサンディングする時は、作業用のボード(IKEAのまな板です)の端っこに<貼ってはがせる>タイプのスティックのりで紙やすりを貼りつけています。写真ではちょっと端が浮いていますが、使っているうちにぺったりくっついていい具合になります。ボードの厚みがあるので火傷しないし、下が硬いので、力が逃げることもなく快適です。ハンドルをカットしたときの切り口も、この状態でハンドルをゴシゴシこすり付けると楽に丸くできます。
「IKEAのまな板にやすりを貼りつける」のは、去年のボストンでの研修のときに知りました。アメリカではシールのように裏面に糊のついた紙やすりが売られているようです。とても使いやすかったので真似させていただきました。
でも、ちょこっと削ったり、持ち歩き用にはスポンジ付きも捨てがたく、いつもは4つに切って使っている
青いスポンジのやすりをそのままの大きさで使っています。裏面はスポンジのままだと滑るので、滑り止めマットを両面テープで貼りました。上のサンディングスポンジよりはひと回り小さいですが、スポンジが固いので、いい感じです。
右下の「爪のお手入れ用のやすり」も便利です。リムをセットし、staveをカットしたあとの断面をなめらかにするときには必ずこれを使います。編んでいる途中でstaveのサイドをちょっと削りたいときにも使います。2本とも遠くにいる同期のメンバーからのいただきもので、使うたびに「お元気かしら~」となんだか嬉しくなります。
「今週の・・」といいつつ先週はお休みしてしまいました。
時々お休みすると思います。お許しください。